リフォームは一人親方?工務店との違いと選び方|後悔しない判断基準

沖縄県のリフォーム専門タイホウ建設の嘉手苅です
リフォームを検討し始めて、業者を探していると「工務店」「リフォーム会社」という言葉はよく目にしますよね。
でも、実際に見積もりを取ったり、やり取りしているうちに

あれ、この人は一人でやってるのかな?
と疑問に思ったことはありませんか?
建設業界では「一人親方」という働き方が一般的に存在します。
ホームページやチラシだけでは工務店なのか一人親方なのか判断しにくく、「どっちに頼めばいいの?」と迷ってしまう方も多いのです。
この記事では、一人親方と工務店の違いを明確にして、あなたのリフォームにはどちらが適しているのか、判断基準をお伝えしていきます。
「一人親方」とは?具体的にどんな職人さん?

一人親方とは、労働者を雇わずに自分一人、または生計を同じくする家族だけで建設工事を請け負う個人事業主の職人さんのことです。大工や塗装、左官、電気工事など、さまざまな専門分野で活躍しています。
建設業界では、親方のもとで技術を磨いた職人が独立して、一人親方として働くケースが多く見られます。
工務店や建設会社から仕事を請け負う「下請け」として働くこともあれば、お客様から直接リフォーム工事を請け負うこともあります。
注意したいのは、一人親方は「一人で全部やる」という意味ではないという点です。
例えば、大工の一人親方が水回りのリフォームを請け負った場合、電気工事や配管工事は別の専門業者に依頼することになります。あくまで「自分の専門分野を一人でこなす職人」というイメージです。
法律上は、従業員を年間100日未満であれば雇用しても一人親方とみなされますが、基本的には単独または家族のみで事業を行っている方を指します。
工務店と一人親方 3つの決定的な違い
それでは、工務店と一人親方の違いを具体的に見ていきましょう。
違い①:会社の規模と体制
工務店は、法人として複数の職人や専門業者と連携して工事を行います。
社長・現場監督・各分野の職人や協力業者が集まりチームとして動くのが一般的です。営業担当と施工管理担当が分かれていることも多く、組織として機能しています。
一方、一人親方は個人事業主として、基本的に一人で工事を担当します。営業も施工も、お客様とのやり取りも、すべて自分一人でこなします。
規模が小さい分、意思決定が早く小回りが利くという特徴があります。
違い②:対応できる工事の範囲
工務店は、設計から施工、さらには複数の専門工事をワンストップで対応できる体制を整えています。
水回りの移動を伴うリフォームや、間取り変更、外装と内装を同時に行う大規模工事など、複数の職種が関わる工事を一括で管理できます。
一人親方は、自分の得意分野の施工がメインになります。大工の一人親方なら造作工事や建具工事は得意ですが、電気工事や配管工事は専門外です。
そのため、複数の専門工事が必要な大規模リフォームの場合、お客様自身が各専門業者を手配する必要が出てくるか、一人親方が知り合いの業者を紹介する形になります。
違い③:保証とアフターフォロー
工務店は、工事保証やアフターフォローの体制が整っていることが多く、工事完了後も定期点検や不具合対応を組織として行います。万が一、担当者が退職しても、会社として対応を引き継げるのも大きな安心材料です。
一人親方は、個人での対応になるため、保証やアフターフォローが手薄になりがちです。
もちろん、誠実に対応できる体制を整えている一人親方も多いのですが、病気やケガで動けなくなった場合や、廃業した場合に対応が難しくなるリスクがあります。
【実は難しい】工務店か一人親方か、どうやって見分ける?

チラシやホームページで「○○建設」「○○工務店」という屋号がついているから工務店だと思ったら、実は一人親方だった、ということはよくあるのです。
ここが、お客様にとって一番わかりにくいポイントかもしれません。
会社形態を確認する
まず確認したいのが、法人化しているかどうかです。ホームページの「会社概要」や名刺に「株式会社」「合同会社」「有限会社」と記載があれば、法人化していると考えて良いでしょう。
一方、屋号だけで「○○建設」「○○工務店」となっている場合、個人事業主である一人親方の可能性があります。
ただし、屋号に「工務店」とついていても個人事業主は名乗れますので、屋号だけで判断するのは難しいのが実情です。
従業員数・スタッフ構成を見る
ホームページに「会社概要」や「スタッフ紹介」のページがあれば、従業員数を確認してみましょう。代表者一人だけの紹介であれば、一人親方の可能性が高いです。
複数のスタッフが紹介されていたり、「職人5名在籍」などの記載があれば、組織として動いている工務店と考えられます。
建設業許可の有無をチェック
建設業を営むには、原則として都道府県知事または国土交通大臣の許可が必要です。
ただし、工事1件の請負金額が500万円未満(建築一式工事の場合は1,500万円未満)の「軽微な工事」のみを行う場合は、許可がなくても営業できます。
ホームページや見積書に「沖縄県知事許可(般-○○)第○○○○号」などの建設業許可番号が明記されていれば、一定規模以上の工事を行える体制があると判断できます。
ただし、一人親方でも建設業許可を取得している方はいるので、これだけで完全に区別できるわけではありません。
対応工事の幅を確認
「設計から施工、アフターフォローまでワンストップ対応」「水回り・内装・外装すべて対応可能」といった記載があれば、複数の専門分野を扱える工務店の可能性が高いです。
一方、「大工工事専門」「塗装専門」「左官工事」など、特定の専門分野のみを前面に出している場合は、一人親方の可能性があります。
直接聞くのが一番確実
結局のところ、見積もりや相談の段階で直接確認するのが一番確実です。聞きにくいと感じるかもしれませんが、一人親方は後ろめたいものでも、知られたくないことでもありません。
「工事は何名体制で進められますか?」「職人さんは自社の方ですか、それとも協力業者さんですか?」といった質問は、ごく自然なものなので気を使わなくても大丈夫。
また、「保証やアフターフォローの体制を詳しく教えてください」と聞けば、組織の規模感も見えてきます。
誠実な業者であれば、自分たちの体制について正直に説明してくれるはずです。逆に、あいまいな返答しかしない場合は、少し注意が必要かもしれません。
一人親方に頼むメリット・デメリット

一人親方に工事を依頼する場合の特徴を、メリットとデメリットの両面から見ていきましょう。
一人親方のメリット
一人親方の最大のメリットは、中間マージンが少なく、工事費用を抑えやすい点です。
工務店の場合、会社の運営費や複数のスタッフの人件費が工事費に含まれますが、一人親方は自分の技術料と材料費が中心になるため、同じ工事内容でも費用が安くなる傾向があります。
また、小規模な工事であれば、スピーディーに対応してもらえることが多いです。組織の決裁を通す必要がないため、日程調整や工事内容の変更も柔軟に対応してもらえるでしょう。
さらに、職人さんと直接やり取りできるので、細かい要望を直接伝えられ、「こういう仕上がりにしたい」というイメージを共有しやすいという声もあります。
一人親方のデメリット
一方で、一人親方には対応できる工事の範囲に限界があります。
大規模なリフォームや、複数の専門工事が同時に必要な場合、各分野の職人を自分で手配しなければならず、全体の調整が難しくなります。
保証やアフターフォローの面でも不安が残ります。
個人での対応になるため、工事後に不具合が見つかっても、すぐに対応してもらえるとは限りません。特に、病気やケガ、多忙、廃業などで連絡が取れなくなるリスクは、工務店に比べて高いと言わざるを得ません。
また、トラブルが発生した場合の対応力にも限界があります。
工務店であれば、会社として責任をもって対応しますが、一人親方の場合、個人の責任範囲での対応となり大きな問題には対処しきれない可能性があります。
工務店に頼むメリット・デメリット

次に、工務店に依頼する場合の特徴を見ていきましょう。
工務店のメリット
工務店の最大の強みは、設計・施工・アフターフォローまでをワンストップで任せられる点です。
複数の専門工事が必要な場合でも、工務店が全体を管理してくれるので、お客様は窓口を一本化でき、工事全体の進行を安心して任せられます。
保証体制が整っているのも大きな安心材料です。
多くの工務店では、工事保証やアフターフォロー、定期点検などの制度を設けており、万が一のトラブルにも会社として対応してくれます。
大規模なリフォームにも対応できるのも工務店の強みです。
間取り変更や水回りの移動、構造に関わる工事など、専門的な知識と複数の職種の連携が必要な工事も、安心して任せられます。
工務店のデメリット
工務店のデメリットとしては、一人親方に比べると費用を高く感じるかもしれません。
会社の運営費、現場監督の人件費、保証体制の維持費用などが工事費に含まれるため、同じ内容の工事でも割高に感じることがあります。
また、小規模な施工や修理の場合はより金額が高く感じるかもしれません。
実際、ちょっとした修理や部分的な工事だけの場合、専門分野もひとつに絞り込みやすいので、一人親方へ依頼するパターンが多いようです。
【判断基準】あなたに合うのはどっち?4つのチェックポイント

ここまでの情報を踏まえて、あなたのリフォームには工務店と一人親方、どちらが適しているのか?判断基準を見ていきましょう。
チェック①:工事の規模はどのくらい?
まず考えたいのが、工事の規模です。壁紙の張り替えや、ちょっとした棚の取り付け、建具の調整など、単一の作業で完結する小規模な工事であれば、一人親方でも十分対応可能です。
一方、キッチンや浴室の位置を変えるような水回りの大規模リフォーム、間取り変更を伴うリノベーション、外装と内装を同時に行う全面改修などの場合は、複数の専門業者が連携する必要があるため、工務店に依頼するほうが安心です。
チェック②:保証やアフターフォローは必要?
リフォーム後の保証やアフターフォローをどれだけ重視するかも重要な判断基準です。「工事が終わればそれでいい」という考えであれば、一人親方という選択肢もあるでしょう。
しかし、「何かあったときにすぐ対応してほしい」「長期的な保証がほしい」という場合は、保証体制が整っている工務店がおすすめ。
特に、水回りや構造に関わる工事の場合、後からトラブルが発生するリスクもあるため、保証は重要な判断要素になります。
チェック③:予算はどのくらい?
予算の制約も大きな判断材料です。できるだけ費用を抑えたい、かつ小規模な工事であれば、一人親方に直接依頼することで、中間マージンをカットできる可能性があります。
ただし、「安いから」という理由だけで一人親方を選ぶのは危険です。保証やアフターフォロー、トラブル対応の体制も含めて考えると、多少費用が高くても、工務店に依頼したほうが結果的に安心できる、というケースは多いのです。
チェック④:設計から相談したい?
「こんな風にしたい」というイメージはあるけれど、具体的にどう実現すればいいかわからない。そんな場合は、設計から施工までワンストップで対応できる工務店が適しています。
一人親方は施工の専門家ですが、設計やプランニングまで含めた提案は得意でない場合が多いです。
すでに具体的な図面や仕様が決まっていて、「この通りに作ってほしい」という場合であれば、一人親方でも問題ありませんが、ゼロから相談したい場合は工務店のほうが心強いでしょう。
沖縄でリフォームを成功させるための注意点

沖縄でリフォームを行う場合、本土とは異なる気候条件を考慮する必要があります。高温多湿な気候、台風による強風、海からの塩害など、沖縄特有の環境に対応した施工が求められます。
例えば、湿気対策として防カビ・防湿処理をしっかり行う、台風対策として窓や屋根の補強を考える、塩害地域では錆びにくい建材を選ぶ、といった配慮が必要です。
工務店、一人親方にかかわらず地域の土地勘があるかどうか、リフォーム内容によっては重視したいポイントです。
「沖縄での施工経験はどのくらいありますか?」
「湿気や台風への対策はどうされていますか?」
と気になることはドンドン質問してみるとよいでしょう。具体的な答えが返ってくれば、地域を考慮した提案が期待できます。
まとめ:自分に合った選択で納得のリフォーム
工務店と一人親方、それぞれに特徴があり、どちらが良いというわけではありません。あなたのリフォームの内容、予算、重視するポイントによって、最適な選択は変わってきます。
工務店が向いている方は、安心感や保証を重視する方、予算内での最適解を求めたい方、大規模な工事を検討している方、設計から施工までワンストップで対応してほしい方です。
複数の専門工事が必要な場合や、長期的なアフターフォローを求める場合は、工務店を選ぶことで、リフォーム全体を安心して任せられます。
一人親方が向いている方は、小規模な工事で費用を抑えたい方、職人さんと直接やり取りしたい方、すでに具体的な施工内容が決まっている方です。
信頼できる一人親方を見つけられれば、柔軟で丁寧な対応を期待できるでしょう。
大切なのは表面的な情報だけで判断せず、実際に話を聞いて、実施したいリフォームで必要としている体制や対応力を確認することです。
見積もりの段階で、会社の規模、スタッフ構成、保証内容、過去の施工実績などをしっかり確認し、納得した上で依頼するようにしましょう。
リフォームは、あなたの暮らしを快適にするための大切な投資です。自分に合った業者を選んで、満足のいくリフォームを実現してください。
沖縄県の弊社タイホウ建設は、お客様の「理想」と「予算」を最初からすり合わせ、設計・施工・保証まで一貫して責任をもってサポートする「ワンストップ体制」のリフォーム専門の工務店です。
リフォームを考えている方はぜひ、一度タイホウ建設へご相談ください!
