床がぶよぶよ壁シミは夏型結露?お家の見えない脅威を解説【後編】

こんにちは、タイホウ建設の嘉手苅です
床のブヨブヨを引き起こしていた真犯人「夏型結露」のメカニズムについてお話しした、「前編」は以下をご覧ください!

今回はその続き「後編」として、「なぜ夏型結露の修繕見積もりは難易度が高く、金額が跳ね上がってしまうのか?」という、現場のリアルな裏側をお届けします。
夏型結露の見積もりは高額になる?

症状が出ている「床だけ直せばいい」と思っていたお客様に対し、私たちは非常に心苦しい事実をお伝えしなければなりません。
夏型結露が要因となっている様々な症状についての修繕は、難易度が非常に高くなります。
難易度が高くなる理由について重要なポイントを3つ紹介します。
理由1:根本原因を直さないと100%再発する
床の板だけを新品に張り替えても、壁の中にある「結露の発生源」を直さない限り数年で再発、同じように床が腐ってしまいます。
上から水が落ちてくる状態を放置して、床だけ綺麗にするのは全く意味がありません。
それどころか、要因箇所が深く広がり続け、将来的にはより酷い症状に発展する可能性があります。
そのため、修繕以前に根本要因の特定にかかる作業や、知見のある技術者が必要となります。
理由2:多種多様な外部要因

居住者の日々の生活スタイル(エアコンの設定温度や稼働時間、換気の頻度など)や、日差しの差し方といった外部要因が複雑に絡み合って結露は発生します。
「ここからここまで直せば絶対に大丈夫」と、表面的な現場調査の段階で、被害範囲を確定させることは非常に難しくなります。
理由3:開けてみないと被害範囲が読めない

結露の恐ろしいところは、下地(LGSや木材)がどこまでサビたり腐朽したりしているのか、中を開けてみないと分からない点です。
表面で実感している被害が小さいからといって、見えない部分の腐朽も小さいとは限りません。
このように、症状が出ている箇所だけではなく、原因特定のための作業や、実際の被害範囲の広がりと必要な工事が積み重なり、結果的に思っていたよりも高額なリフォーム修繕料金になってしまう、という可能性があるのです。
「床を直すだけ」のはずが、「壁を解体して、下地や断熱・防湿処理から根本的にやり直す大工事」へと発展してしまうこともあるのが、夏型結露の恐ろしいところでもあります。
プロとして安易な表面工事には「NO」と言います

「できるだけ安く済ませたい」というお客様のお気持ちは分かります。
私たちタイホウ建設も「床だけ直すお安い見積もり」を出して、パパッと契約を取ることは簡単です。
しかし、数年後に必ず再発し、二度手間と余計な出費を強いて結果的にお客様が損をしてしまうような工事は、プロとして絶対にやってはいけないと考えています。
家の見えないところに何か問題があるかもしれない・・という不安や心配は、想像以上に心身に負担をかけるものです。
必要な工事と技術によってお見積りの金額が高額になったとしても、建物の未来とお客様の生活を考え、再発を防ぐ「根本解決」をご提案するのが私たちのポリシーです。
建物からの夏型結露SOSサイン

見えない壁の中で起きている、夏型結露の可能性を知らせるSOSをまとめました。
これらは、夏型結露以外のトラブルである可能性もあるため、もし同じ症状がお家の中にあるようなら、一度ネットで調べてみたり、リフォームや修繕ができる工務店へ相談してみてください。
- 歩くと床の一部が柔らかい、沈む、きしむ、へこみがある
- フローリングの反り・浮き・変色、畳の湿っぽさ
- 壁紙が浮く、波打つ、はがれる、黒ずむ、シミが出る
- 壁や収納の奥、床際でカビが繰り返し発生する
- 部屋・押入れ・クローゼットに、掃除しても取れないカビ臭さがある
- 壁を軽く叩いた際に、周囲と違う鈍い音や空洞っぽい感触がある
相談の際は、「とりあえず安く表面だけ直す」のではなく、そうなってしまった原因を根本から探ってくれる業者にぜひ相談してみてください。
沖縄県にお住まいの方はぜひ、私たちタイホウ建設にお声がけいただければ、隠れた原因を見逃さず、誠実に調査・ご提案させていただきます!

